2021.8.11
日本乳癌検診学会より乳がん検診にあたって2021年6月に下記のような対応の手引きが示されました。
新型コロナウィルスワクチン接種後に接種したほうの腋窩リンパ節が腫れます。これは反応性のリンパ節腫大で、良好な免疫反応を獲得している徴候と言えます。
早い人は1~2日で腫れます。とくに2回目のワクチン接種後、6~10週間続きます。
そのため、日本乳癌検診学会では乳がん検診は2回目のワクチン接種後、6~10週間の間隔をあけるのが望ましいとしています。
当院での乳がん検診ではワクチン接種の申告などで充分対応可能であり、ワクチン接種と乳がん検診の間隔をあける必要はないと判断しております。
ちなみに精密検査(二次検診)では、乳がん検診とは違って影響する可能性もあり、その都度対応しております。