子宮頸がんと予防ワクチン
子宮頸がんは20~30代の若い女性の発症率が高い女性特有のがんで、日本では、年間に約15,000人が発がんし、約3,500人もの方が命を落とされています。
主な原因は発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染です。
発がん性HPVの感染経路は性的接触によるもので、感染しても免疫ができにくいため、何度も感染を繰り返します。
発がん性HPVに感染しても90%は自然に排除されますが、10%は感染が持続し、持続感染者の約1%は数年~10数年後に子宮頸がんを発症すると考えられています。
ピル処方
避妊の失敗などによって受ける肉体的・精神的ダメージは決して小さくありません。 ピルは飲み忘れず規則正しく服用していれば、ほぼ100%の避妊率です。 また、低容量ピルを使うことで、月経痛の軽減、月経量の減少・定期的な月経をずらすなどのメリットもあり、副作用はかなり軽減されています。
■緊急避妊ピル
避妊の失敗の場合、72時間以内にピルを服用することで、妊娠を防ぐ事ができる緊急避妊法があります。 ピルを購入するには、医師の診察と処方箋が必要です。
女性検診・ドック
検診、ドックの内容には卵巣検査(超音波)、子宮頸がん・体がん検診、性感染症検査(クラミジア、淋病、エイズ、その他)、骨密度測定など必要な事項を組み合わせてプランを立てることができます。 乳がん検診は、乳腺外科の医師が担当いたします。